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『毬』2014.07発行 Vol.019 特集「年齢」

私の好きな詩に、サムエル・ウルマンの青春と言うのがあります。
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を云う。人は年齢を重ねて老いるのではなく、情熱を失ったときに老いるのである・・・」

日本人の老齢化が加速する今日、「年齢」という言葉の持つ意味は大きいと思います。
「年をとると忘れっぽくなる」とか「年はとりたくないね」等、年を重ねる事が良いイメージに思えない言葉はよく耳にしますが、年とともに人間性が磨かれ、様々な苦労の積み重ね等が表情に表れ、心の持ち方一つで生き方も前向きになる。
だから人相は日々のシワ。
同じ時を過ごすなら、明るい笑顔で刻んで生きたいものです。
AKB48等~沢山の若いはちきれんばかりの女の子達に、世の男性が諸手を挙げて可愛いとエールを送る様~時の流れを感じます。

国家の年齢を歴史ととらえるならば、日本という国の年齢は決して若くはありません。
私達日本人は、日本の歴史、すなわち国家の年齢に誇りを持っています。
私たち女性は、とかく年齢を取ることに抵抗しますが、美しく年を取ることこそ、大人の女性としての魅力ではないでしょうか。
私も50代、美しく年齢を重ねていくよう日々努力していきたいと思っています。


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